キジマ製品でハーレーカスタム

日本には国内での使用に適した、小回りが利いて使い勝手の良いバイクを製造する一流バイクメーカーがいくつもありますが、日本人のバイクファンの中には、それらよりも使い勝手が良くなくても、また価格がかなり高くても、ハーレーのバイクに憧れる人がたくさんいます。そんなファンの中にはバイク本体を購入するだけではなく、自分の好みに合ったパーツを色々と購入して、カスタムを楽しんでいる人も大勢います。
ハーレーはアメリカのバイクメーカーなので、そのカスタムのために用いるパーツを製造している人気メーカーもアメリカの会社が多いのですが、日本のパーツメーカーの中にも、ハーレーファンの心を掴んでいる会社がないわけではありません。それは東京の拠点を置くキジマというメーカーです。
このキジマは、1958年にバイクのゴム部品などを製造するメーカーとして誕生したのですが、1970年にアメリカ視察を行ったことがきっかけとなり、プレス加工製品、プラスチック加工製品、ダイキャスト製品の製造もスタートさせ、総合的なパーツメーカーとして生まれ変わりました。そして1981年からはハーレー用のパーツの販売も開始し、現在に至るまで大きな人気を保ち続けています。